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スキャモンの発育曲線

スキャモンの発育(発達)曲線とは、アメリカの学者であるスキャモンが発表した人間の発育を20歳を100%としてその成長具合をグラフにしたものです。スキャモンの発育曲線には、以下の4つの曲線があります。
1.一般型:全身の外形、呼吸器、消化器、腎臓・心臓・脾臓、呼吸器、筋全体、骨、血液量
2.神経系型:脳、脊髄、視覚器、頭径
3.生殖器型:睾丸・副睾丸、卵巣・至急、前立腺など
4.リンパ系型: 胸腺、リンパ節、間質性リンパ組織
 4つの型の内、リンパ系型以外が運動能力に影響すると言われ、この曲線からそれぞれの年代に即した運動指導をすることを日本サッカー協会が中心になってスポーツ界に提唱しています。日本トランポリン協会(現日本体操協会)では神経系がほぼ発達し終える10歳以下の年代に対して、運動神経の発達に役立つとして、トランポリンを用いた空中での運動指導・トレーニングをすることが、その後に行うすべてのスポーツ・運動に有効であると考え、将来行う様々なスポーツに適応した、こどもの素養づくり、トランポリン エアリアルトレーニング法を作成し、すべての園児・小学生低学年に対して実施することを推奨しています。
 この年代は、日本サッカー協会がプレ・ゴールデンエイジと呼ぶ年代に相当し、日本サッカー協会の指導書でも様々な運動を経験させることをサッカーの指導者に対して求めていますので、日本トランポリン協会の方針は、日本サッカー協会の考え方とも一致しています。
 というわけで、サッカー選手をはじめとして、将来トランポリン以外のスポーツ選手を目指すお子さん、逆に運動が苦手・身体を動かす遊びが嫌いなお子さん、両者に対してトランポリン協会の推奨するトランポリン エアリアルトレーニングを受けさせることはお子さんの将来にとって有効です。
 なお、トランポリン エアリアルトレーニングは、すべてのスポーツの基礎運動能力を開発することを目的としています。

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